茨木民商では国民健康保険料(国保料)の減免申請に取り組み、19人が申請し現在4人が保険料の減免を実現しています。
会員からは『減免申請を出して年間68,000円の減免になりました。今まで減免申請を知らず、しんどい思いをしながら払ってきましたが、今回減免されて大変ありがたいです』と喜びの声が寄せられています。
茨木市は今年、国民健康保険料(国保料)を値上げしました。
厳しい経済状況の中で高い保険料が重くのしかかっています。市の国保加入世帯で所得200万円以下のていっ所得世帯が78%を占めています。
保険料を滞納している世帯は4,600世帯にのぼり、市は滞納世帯に対して資格証明書(全額実費)短期保険証(期間が決められた保険証)を発行する制裁措置を全ての世帯に行っています。
また預貯金などの差押え件数も239件と大阪府下でもトップクラスです。
本来、市民の健康とくらしを守る土台となる国保制度が逆に命を脅かす事態になっています。
保険料が高くて困っている方は、減免や分納の申請をしましょう。
(注意)払えないからといって滞納して、放っておくと延滞金が付き、上記の内容のように資格証明書や短期保険証を発行や、預貯金の差押えなどにもつながります。
納付が困難な場合は市役所へ行くか、電話で相談をしましょう。
もちろん茨木民商でも国保についての相談も受け付けております。
☆国民健康保険料の軽減・減免制度について☆
・保険料の法定軽減
前年の世帯所得が基準を満たして下がっている場合、保険料の計算時にあらかじめ軽減が
行われます。
・非自発的失業者に係る軽減
次に全ての条件にあてはまる方は、給与所得を30/100として所得割の算定をします。
①平成22年3月31日以降に離職された方
②離職時に65歳未満の方
③雇用保険の特定受給資格者及び特定理由離職者である方。
※該当される方は、必ず雇用保険受給資格証をご持参の上、申請してください。
・保険料の減免
災害、失業などにより生活が著しく困難になった場合に、保険料を減免できる制度があります。
『困った時は民商へ』
茨木民主商工会
・住所 茨木市下穂積1丁目3-33
・電話 072-625-3194